昨日は先達で阪東三十三観音霊場の
29番「海上山 千葉寺」,
31番「大悲山 笠森寺(笠森観音)」,
32番「音羽山 清水寺(清水観音)」に行って参りました。
今回、「夏の神様」をはじめて見つけました。
このコースは五回くらい同行させていただいており、
また山門の近くなので、
これまでも何度も視界に入ってるはずなのですが、
初めてそこに鎮座されている石の文字を読みました。
夏の神様
軽い衝撃でした。
「馬頭観世音菩薩」などと神仏の名が彫ってあるのは度々、見かけますが、
これほど素朴な神名ははじめて見ました。
夏の神様が記紀には何という神名で出てくるのか、
本地仏は、などと余計な詮索はせず、
素直に夏の神様を「夏の神様」として手を合わせる。
素朴な神様と素朴な信仰の在り方に心打たれました。
※ この記事は2015.11.13に書かれました