書評

2019/6/4

『名僧の書』目からウロコ。名僧の書は、実はこんなに面白い。

多分、書の解説書でここまでおもしろい本は他にないでしょう。 書には性格があらわれるといいますが、 一般にひろまっている名僧個人のイメージに流されず、 その人が書き遺した文字そのものに対して見事な分析をされてます。   奈良時代の怪僧・弓削道鏡(ゆげのどうきょう)を例にあげると、 道鏡は、軍事氏族・物部氏の子孫(弓削氏は物部氏の後裔)であり、 修験道の聖地である葛城山で修行し験力を得、 如意輪法や宿曜を修して法王となり、 皇位まで狙った豪胆な人物です。   道鏡筆 牒 本書以前の批評では ...

2019/6/9

『チベットの先生』ケツンサンポ・リンポチェの自伝

今日、『チベットの先生』を購入しました。 私の根本ラマ(最も大切な師)・ケツンサンポ・リンポチェの自伝です。 昨年(平成27年)に出版されたのに今まで手に取らなかったのは、 何度も読み返した『知恵の遥かな頂』を文庫化しただけかと思っていたからです。 しかし、読んだ方から、序文が付け足されたことと、 文章が少し変更されてる箇所もあるというようなことを 聞きましたので購入してみました。 この本の最初の文章である「はじめに」に、 いきなり、 ケツンサンポ・リンポチェのお人柄を見事に表現したすばらしい一段落があり ...

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