古史古伝

2019/6/30

『先代旧事本紀』巻第三・天神本紀「饒速日尊(ニギハヤヒ)誕生から神去まで」<現代語訳・読み下し文・解説>まとめ

『先代旧事本紀』巻第三は、記紀(『日本書紀』と『古事記』)が伝えていない饒速日尊(ニギハヤヒ)の降臨が記された巻です。 この記事では、『先代旧事本紀』巻第三の冒頭から饒速日尊(ニギハヤヒ)が埋葬されるまでを記載しています。 この記事の読み下し文は 先代旧事本紀・訓註に由りました。   『先代旧事本紀』巻第三 天神本紀1 【現代語訳】先代旧事本紀 巻第三 天神本紀(あまつかみのもとつふみ) 忍穂耳尊(オシホミミのみこと)に、天照太神(アマテラスおおみかみ)は仰せられた。 「どこまでも葦原が続く永遠 ...

2019/6/30

『先代旧事本紀』概要

『先代旧事本紀』は「せんだいくじほんぎ」、または「さきのよのふることのもとつふみ」と読み、「旧事本紀(くじほんぎ)」や「旧事紀(くじき)」とも呼ばれます。 全十巻から成り、天地開闢から推古天皇までの史書です。 『先代旧事本紀』の「序」によれば、本書は聖徳太子(574-622)と蘇我馬子(?-626)が編述したと伝えられます。 平安時代より長らく、『日本書紀』『古事記』と並ぶ三大史書とされてきました。 ところが、延宝七年(1679)に、『先代旧事本紀大成経(以下、『大成経』)』が発見されました。 この『大成 ...

2019/6/26

『先代旧事本紀』と『古事記』の序文偽書説とその価値

『先代旧事本紀』 『先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ or さきのよのふることのもとつふみ)』は、 中世までは、『日本書紀』についで『古事記』よりも重要視されてました。 現在は、偽書とされていますが、偽書とされる理由の一つが序文にあります。 『先代旧事本紀』の序文と偽書説 先代旧事本紀ノ序 大臣蘇我馬子宿祢等が勅を承りて修撰まつる。 夫、先代旧事本紀は聖徳太子の且て撰所なり。 上は『先代旧事本紀』の序文です。 蘇我馬子が記した序文に、聖徳太子と蘇我馬子が中心となり著述・編集されたとあります。 そのため、中 ...

2019/6/26

古史古伝と偽書

『Wikipedia』によれば、 古史古伝(こしこでん)とは、日本の古代史で主要資料とされている「記紀(『古事記』と『日本書紀』)」などの史料とは著しく異なる内容歴史を伝える文献を一括して指す名称。種類が多い。また超古代文献・超古代文書ともいう。なお、古史古伝は今のところ、いずれも学界の主流からは偽書とみなされている。 とされています。 しかし、古史古伝の中には『先代旧事本紀』のように、記紀が伝えていない物部氏の伝承、神名、神武天皇の長男の神八井耳命の後裔のことなども伝え、物部氏の偽書とされながらも研究資 ...

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