2020-09

仏教・瞑想

『坐禅三昧経』7 是くの如く種種なるは、是れ愚痴の相なり。

はじめての方は『坐禅三昧経』1からどうぞ 『坐禅三昧経』6のつづき 愚痴の人の相は、疑うこと多く、悔やむこと多く、懶堕にして見無し。 自ら満ちて屈し難く、憍慢(きょうまん)にして受け難し。 信ずべきは信ぜず、信に非ざるは而(すなわ)ち信ず。...
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『坐禅三昧経』6 是くの如く種種なるは、是れ瞋恚の相なり。

はじめての方は『坐禅三昧経』1からどうぞ 『坐禅三昧経』5のつづき 瞋恚の人の相は、憂悩多く、卒暴に忿(いか)りを懐き、身口麁廣(しんくそこう)にして、能く衆苦を忍び、事に触れて可ならず。 愁(うれ)い多くして歓ぶこと少なく、能く大悪を作し...
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『坐禅三昧経』5 是くの如く種種なるは、是れ婬欲の相なり

はじめての方は『坐禅三昧経』1からどうぞ 『坐禅三昧経』4のつづき  或いは復た之れを問わん。 「三毒の中、何れの者、偏重せるや。 婬欲、多きや。 瞋恚、多きや。 愚痴、多きや。 云何(いかん)が相を観ずるや。 若し婬すること多き相ならば、...
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『坐禅三昧経』4 散文 戒律「汝よ、何れの戒を破せるや」

はじめての方は『坐禅三昧経』1からどうぞ 『坐禅三昧経』3のつづき 食、味処を知るを過(す)ぐれば 美悪、都(すべ)て異なる無し 愛好より憂苦(うく)を生ず 是(ここ)を以て愛を造る莫かれ 業を世界中に行じて 美悪、更(か)わらざるは無し ...
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『坐禅三昧経』3 一心にして常に道を行ざば 久しからずして涅槃を得ん 

はじめての方は『坐禅三昧経』1からどうぞ 『坐禅三昧経』2のつづき 誰れか能(よ)く死する時を知らんや 趣くところは何れの道よりせんや 譬(たと)うるに、風中の燈(ともしび)の如く 滅する時節を知らず 道法に至ること、難(かた)からず 大聖...
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『坐禅三昧経』2 四念止(四念処)を捨つれば、心に悪の造らざるは無し

はじめての方は『坐禅三昧経』1からどうぞ 痴倒黒暝(ちとうこくみょう)を破し 炬(こ)を執りて以て明らかに観ぜよ 若(も)し四念止(しねんし)を捨つれば 心に悪の造らざるは無し 四念止=四念住、四念処 四念処は、身念処・受念処・心念処・法念...
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『坐禅三昧経』1 鳩摩羅什訳 鳩摩羅什について

『坐禅三昧経(ざぜんさんまいきょう)』巻上 姚秦三蔵鳩摩羅什訳 鳩摩羅什(344年 - 413年 or 350年 - 409年) 鳩摩羅什(くまらじゅう)は梵語クマーラジーヴァの音訳。 鳩摩羅什は約300巻を翻訳した最初の三蔵法師。 玄奘、...
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『無畏三蔵禅要』11 四の陀羅尼 経行の法則 雑学を以て心を惑はして、一生をして空しく過さしむることなかれ

はじめての方は『無畏三蔵禅要』1からどうぞ 『無畏三蔵禅要』10のつづき 汝等行人初め修定を學せば、応さに過去の諸佛秘密方便加持修定の法を行すべし。 一体にして一切の総持門と相応す、是の故に応さに須らく此の四の陀羅尼を受くべし。 陀羅尼に曰...
仏教・瞑想

『無畏三蔵禅要』10「五種の心義」行者の仏心を成するに五種の楷段あるなり

はじめての方は『無畏三蔵禅要』1からどうぞ 『無畏三蔵禅要』9のつづき 一切の妄想貧瞋痴等の一切の煩悩、断除を仮らずして自然に起らず、性常に清浄なり。 此れに依りて修習して乃し成佛に至れ、唯是れ一道にして更らに別の理なし。 此は是れ諸佛菩薩...
マンガ・イラスト

水子供養のマンガ

ホームページ用に水子供養のことをマンガにしてみました。 水子供養で来られる方の中には、叱られるんじゃないかと思っている人もおられますが、そんなことはありませんので、安心してお参りしていただければと思って描きました。 ※ 画像を拡大してみたの...
Mlaysia

マレーシア ペナン

※10分くらいのラジオの音声を文字起こししたものです。 はい、こんにちは、天照寺です。 今回は第一回目となります。 一回目なので少し自己紹介させていただきます。 私は今40代で真言宗のお寺の住職をさせていただいておりますけど、20代のころは...
Books

『ヨーガ大全』のヴァーストゥ・プルシャ カンリトゥカル エローラ

※音声の文字起こしなので話し口調になってます はい、こんにちは、天照寺です。 昨日、本をとばし読みしてたら、 チベットのカンリトゥカルで聞いたこととか、インドのエローラ遺跡で思ったことを思い出したので、今日はその話をしたいと思います。 私は...