神仏・祖師

仏教・瞑想

敦煌菩薩と『鹿母経』 竺法護『盂蘭盆経』

盂蘭盆会(うらぼんえ)の典拠(てんきょ)とされる『盂蘭盆経(うらぼんきょう)』は敦煌菩薩(とんこうぼさつ)とも月氏菩薩(げっしぼさつ)とも尊称(そんしょう)された竺法護(じくほうご 239年 - 316年)の訳です。敦煌は地名、月氏は敦煌を...
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明恵上人がすごい! 明恵上人の生涯1 誕生~文覚上人~人柄

明恵(みょうえ)上人(1173-1232)は、華厳宗中興の祖。法諱は高弁(こうべん)。栂尾(とがのお)上人。誕生明恵上人の父は平家の武士でした。良い子が欲しいと京都嵐山の法輪寺に祈願されました。すると夢に一人の童子があらわれ、「汝が請う所の...
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ヒンドゥー教の三大神を生み出した観音菩薩

「『観音経』の三十三身とアヴァターラ」で記したように、ヒンドゥー教では、この宇宙はブラフマー(梵天)により創造され、ビシュヌ(那羅延天)が維持し、ビシュヌが維持しきれなくなった時シヴァが破壊し尽くし、再生すると説かれます。これを時間に置き換...
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『観音経』の三十三身とアヴァターラ ヒンドゥー教の三大神 シヴァ ビシュヌ ブラフマー

ヒンドゥー教における最高神とは、ブラフマー(梵天)、ビシュヌ(那羅延天)シヴァ(大自在天)の三神です。これらの三神はトリムルティー(三神一体)であり、本質的に同一であり、いずれの神もヒンドゥー教の最高神です。本質的に同一ということは三神は同...
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創造神だと誤解された梵天

この大宇宙は何らかの人格を持った存在によって意図的に作られたものではありません。宇宙それ自身の潜勢力によって形成されたのです。その潜勢力のことを仏教用語で業=カルマといいます。ではなぜヒンドゥー教では、梵天が世界を創ったことになっているので...
仏教・瞑想

瞑想によって体験される梵天の境地

ヒンドゥー教では、梵天が世界を創造したとされてます。また、世界を作り上げた梵天はこの宇宙の根本原質であるといいます。その根本原質を「ブラフマン(梵)」といい、また、個々の本質を「アートマン(我)」といいます。アートマンは本来、ブラフマンと同...