中臣祓訓解

2019/11/2

『中臣祓訓解』まとめ 真言密蔵の本源、天神地祇の父母なり

『中臣祓訓解(なかとみのはらえくんげ)』は日本国が神国であると同時に仏国土であるという中世神道の立場から、「中臣祓(なかとみのはらえ)」を解説しています。 中臣祓訓解 夫れ和光垂迹の起り、国史家牒に載すと雖(いえど)も、猶(な)を遺(のこ)る所有りて、本の意(こころ)を識(し)ること靡し。 聊(いささ)か覚王の密教に託(つ)げて、略して心地の要路を示すらく而已。 蓋(けだ)し開く、中臣祓(なかとみのはらへ)は、天津祝(あまのほさ)、太祝詞(たののんとことば)、伊弉那諾尊(いざなぎのみこと)の宣命なり。 天 ...

2019/10/31

『中臣祓訓解』6 毘盧遮那は法身如来、盧舎那は報身如来、諸仏は応身如来なり

初めての方は『中臣祓訓解』1からどうぞ 『中臣祓訓解』5のつづき 承和二年丙辰二月八日、大仁王会の次に、東禅仙宮寺の院主大僧都、吉津御厨(きつのみくりや)の執行の神主河継に授け給ふ伝記に曰はく、「神は是れ天然不動の理、即ち法性身なり。 故に虚空神を以て実相と為て、大元尊神と名づく。 所現を照皇天と曰ふ。 日と為り月と為る。 永く懸(かか)りて落ちず。 神と為り皇と為る。 常に以て不変なり。 衆生業起するが為に、宝基須弥の磬鏡を樹(た)てて、三界を照し、万品を利す。 故に遍照尊と曰ひ、亦は大日霊尊と曰ふ。 ...

2019/10/31

『中臣祓訓解』4 瀬織津比咩神(せをりつひめ) 速須戔鳥尊=焔羅王

初めての方は『中臣祓訓解』1からどうぞ 『中臣祓訓解』3のつづき 天津神天磬門押披(あまつかみはあまのいはとをおしひらき) 〈天照大神《照皇太子》、高皇産霊神《高貴尊》、天御中主神《照皇天子》、御気津神。豊受太神と号ふは是れなり。亦日なり。〉 国津神高山之末(くにつかみはたかやまのすへ) 〈須弥山〉。短山之末(みじかやまのすへ)〈七金山〉。 伊恵理(いほり) 〈宮殿なり。謂はく、国津神、大神、大倭、葛木、鴨、出雲大己貴、事代主神の類なり。伊恵理、是れは謂はく、廬戸宮なり。〉 所聞食(きこしめすところ) 〈 ...

2019/10/31

『中臣祓訓解』3 天津罪(あまつつみ) 国津罪(くにつつみ)

  初めての方は『中臣祓訓解』1からどうぞ 『中臣祓訓解』2のつづき 天之益人等(あまのますとら)が 〈謂はく、一日に千人死にしとき、一日に千五百人生(あれま)す。是れ伊弉那諾尊と伊弉那美尊との誓願なり。故に天の益人(ますと)と名づくるなり。天と号づくるは、大日宮、世界国土、一切の我等衆生を作るが故なり。皆是れ国土日月の中に住する者なり。故に天の益人と曰ふ。其の事理を辨ずれば、其の本源を明らむるに、一切衆生、続生入胎の初め、先づ虚空に住す。其の後漸々にして形五輪の躰と成る。次に五輪反じて人の躰と ...

2019/10/31

『中臣祓訓解』2 天照太神、豊受大神、高皇産霊神、神皇産霊神、津速産霊神、正哉吾勝尊

『中臣祓訓解』1のつづき 神聖其の中に座せり。 名づけて大日霊貴と曰(まう)す。 当に知るべし、生を此の国に受けたる衆生は、仏威神力を承けて、諸仏と共に其の国に遊ぶ。 是れ則ち仏説なり。 是れ我が言にあらずと云々。 以下は、『中臣祓』本文の解説になります。 太字が『中臣祓』本文、〈〉内が解説です。 ※参考『中臣祓』 高天原に 〈色界の初禅、梵衆の天なり。三光天。南贍浮樹の下、高庫蔵是なり。五蔵の中の大蔵なり。故に万宝の種を納む。〉 神留り坐す 〈天照太神、豊受大神、高皇産霊神、神皇産霊神、津速産霊神、正哉 ...

2019/10/31

『中臣祓訓解(なかとみのはらえくんげ)』1

『中臣祓訓解(なかとみのはらえくんげ)』は日本国が神国であると同時に仏国土であるという中世神道の立場から、「中臣祓(なかとみのはらえ)」を解説しています。 中臣祓訓解 夫れ和光垂迹の起り、国史家牒に載すと雖(いえど)も、猶(な)を遺(のこ)る所有りて、本の意(こころ)を識(し)ること靡し。 聊(いささ)か覚王の密教に託(つ)げて、略して心地の要路を示すらく而已。 蓋(けだ)し開く、中臣祓(なかとみのはらへ)は、天津祝(あまのほさ)、太祝詞(たののんとことば)、伊弉那諾尊(いざなぎのみこと)の宣命なり。 天 ...

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